CFT構造賞 当協会で施工計画の技術指導を受け、前年中に竣工した自薦応募の建物から選考しました。
 
  平成23年度 CFT構造賞
東京国際空港国際旅客ターミナルビル



   


建 築 主 東京国際空港ターミナル(株)
設 計 者 羽田空港国際線PTB梓・安井・PCPJ設計・監理共同企業体
施 工 者 鹿島・北野特定建設工事企業体
建 築 場 所 東京都大田区羽田空港1-7-1
建 築 用 途 空港旅客ターミナル施設
選 考 理 由 建物は地上5階建て延床面積154,000uで、構造スパンは、ターミナルビルとしては国内最大級の18m×18m、18m×21mの平面グリッドとし視認性の高い開放的な空間を実現しています。
CFT造の柱が92.5m×175mの巨大な大屋根を支え、3階のチェックインロビーとして69m×17mの無柱空間を創出しています。
羽田空港という重要公共施設の大空間をカバーする構造システムにCFT造を採用したことは、大空間、大規模工事の実施例として、CFT造の可能性を広げ、今後の普及に大きく貢献するものと考えられます。
 
大林組技術研究所本館「テクノステーション」


  



建 築 主 (株)大林組
設 計 者 (株)大林組
施 工 者 (株)大林組
建 築 場 所 東京都清瀬市下清戸4-640
建 築 用 途 研究所(事務所)
選 考 理 由 建築計画は、最先端の研究環境、最先端の環境配慮、最先端の安全安心の実現をコンセプトとし、2層吹き抜けの立体的なワンルーム型のワークプレイスとすることで、研究員全体の一体感と相互触発性を高める開放的な無柱空間を創出しています。
執務空間の柱に超高強度(H-SA700B)及び超高強度コンクリート(Fc160)を組み合わせた超高強度CFT柱を採用することで、500φ柱による18mの大スパンを実現しています。
構造及び耐火性能に対する実験的な検証に裏付けられた超高強度材料を用いたCFT柱を最初に採用した建物であり、今後のCFT造の可能性を広げるものと考えられます。
 
富士ゼロックスR&Dスクエア







建 築 主 富士ゼロックス(株)
設 計 者 清水建設(株)
施 工 者 清水建設(株)
建 築 場 所 神奈川県横浜市西区みなとみらい6-1
建 築 用 途 事務所・研究所
選 考 理 由 建築計画的には、CFT造を採用することにより首都圏最大級約6,000uの大空間オフィスを最小限の柱(支配面積9.6m×16.8m)とブレースで実現しています。CFT柱に建築構造用高降伏点鋼材(BT-HTP4000UO他)を採用することでCFT造の特徴(高剛性、高靭性、高耐力)を生かしフレキシビリティの高い合理的な構造を実現しています。
また、耐火性能検証法により耐火設計を行い、エントランスの柱を無耐火被覆とし、三次元弾塑性熱応力変形解析による高度な検証結果をもとに基準階の柱についても耐火被覆の低減を図っています。
 
科学館理工館・天文館




 

 

 






建 築 主 名古屋市
設 計 者 (株)日建設計
施 工 者 竹中・土屋・ヒメノ特別共同企業体
建 築 場 所 愛知県名古屋市中区栄2-1701
建 築 用 途 博物館(科学館)
選 考 理 由 東西建屋の間に外径約40mの球体を挟み込み、東西建屋の柱で支持し球体直下に柱を設けずに、球体が浮遊しているようにみせる斬新でシンボリックな建築計画となっています。
東西建屋にCFT柱を採用することにより、水平・鉛直剛性を確保しスパン約20mの無柱空間を実現するとともに球体約4,000トンの重量を支える柱の軸変形を抑制しています。
また、耐火検証法により大臣認定を取得し、全ての柱の耐火被覆をなくすことにより、設計コンセプトの一つである「ラーニング・科学館」の一環として、観覧者が柱鉄骨を直に見て、直に触れることのできるデザイン要素として活用しています。
宇都宮駅西口第四B地区再開発事業ホテル棟




 

 

 






建 築 主 宇都宮駅西口第四B地区市街地再開発組合
設 計 者 (株)荒井設計、(株)アール・アイ・エー
施 工 者 大和小田急建設(株)
建 築 場 所 栃木県宇都宮市駅前通り3-6
建 築 用 途 ホテル・飲食店
選 考 理 由 建物は建築計画及び構造計画の面においても、非常にオーソドックスな193室の飲食店併設のビジネスホテルです。実施例の少ない地方都市宇都宮においてCFT造建物を実現し、コスト縮減や工期短縮などのメリットを広くアピールすることは、今後のCFT造の普及に貢献するものと考えられます。
なお、施工者は実施に際し、当協会の施工技術指導により施工ランク(Bランク)を取得し、応募建物についても施工計画の技術指導を受けました。
 
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