CFT構造賞 当協会で施工計画の技術指導を受け、前年中に竣工した自薦応募の建物から選考しました。
 
  平成26年度 CFT構造賞
正栄食品工業本社ビル

  

建 築 主 正栄食品工業株式会社
設 計 者 鹿島建設株式会社
施 工 者 鹿島建設株式会社
建 築 場 所 東京都台東区秋葉原5-7
建 築 用 途 事務所・駐車場
選 考 事 由 食材専門商社の本社ビルにおいて、BCP 対応の為の高い耐震性を実現する為、免震構造を採用している。
免震効果向上の為、上部構造の剛性確保を主目的に柱をCFT 造とし、地下階の外周に鉄骨ブレースを設けている。
免震構造とCFT造の組合せは新規性が高いものではないが、鉄骨ブレースの導入で CFT 造柱の柱脚をシンプルに納めている点は工夫がみられる。
また、高炉スラグ微粉末を加えた環境配慮型のCFT 充填コンクリートの開発を行い、実建物に適用した点は特筆に値する。
通常実現が困難と思われる計画をCFT 造の採用により実現し、今後のCFT 造の可能性を広げるものと考えられる。
 
ダイビル本館

  

建 築 主 ダイビル株式会社
設 計 者 株式会社 日建設計
施 工 者 株式会社 大林組
建 築 場 所 大阪市北区中之島
建 築 用 途 事務所・店舗・駐車場
選 考 事 由 軒高97mの超高層建築において、構造的に剛性・耐力の高い1100φのCFT 造柱を採用することにより、基準階事務所部分に19.4×19.2mの無柱空間を有する複合建築を実現している。
既存建物の再生と保存がテーマである建築物の用途の異なる下層部を貫通する柱をできるだけ少なくすることにより、フレキシビリティの高い建築空間を実現している。
また、施工に関しては、自社の管理システムに基づき、確実な品質管理が行われている。
通常実現が困難と思われる計画をCFT 造の採用により実現し、今後のCFT 造の可能性を広げるものと考えられる。
 
大手町タワー

  

建 築 主 みずほ信託銀行株式会社
開発受託者 東京建物株式会社
設 計 者 大成建設株式会社
施 工 者 大成建設株式会社
建 築 場 所 東京都千代田区大手町1-6-6 他
建 築 用 途 事務所・ホテル・店舗・駐車場
選 考 事 由 軒高187mの超高層建築において、構造的に剛性・耐力の高いCFT造柱を採用することにより、スパンの異なる用途を積重ねた複合建築を実現している。
すなわち、4 階と32 階にメガトラス架構を採用し、柱位置を切替ている。
高い耐震性の要求のもとにこの計画を実現する為、通常より高強度の材料を使用している。
特に下層部の柱には、780N/o2鋼材とFc150 N/o2コンクリートを組合せた超高強度CFT柱を採用している。
また、施工にあたっては、実験等により充填性等の品質を検証している。
通常実現が困難と思われる計画をCFT造の採用と強度範囲の拡大により実現し、今後のCFT造の可能性を広げるものと考えられる。
 
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