『立体型SI住宅の開発』

研究開発体制

都市基盤整備公団は、集合住宅のスケルトン(躯体)とインフィル(内装・設備)を分離して扱う「SI住宅」の技術開発を推進するため、民間企業及び外郭団体の技術提案を積極的に導入し、共同研究を行なっています。
平成10年度に、八王子総合研究技術センターに実験棟を建設し、SI住宅のモデル提案と建設の募集をスタートさせ、当協会では、この呼びかけに積極的に対応して開発体制を組織し、第1段階の技術提案と、第2段階での実験棟内モデルルーム建設を行う運びとなりました。
                           【立体型SI住宅平面プラン】
【立体型SI住宅モデルルーム】
モデルルーム建設に当たっては、当協会会員企業の協力参加を呼びかけ、生産施工部会を設置して部品提供・工事協力等を得て、平成11年4月に無事完成しました。
このモデルルームは、これまで当協会が開発を進めていた「立体住戸」をベースとした、「立体型SI住宅」をコンセプトとしたもので、関連企業・団体等から高い評価を得ています。

 
 

立体型SI住宅 「SI分離の考え方」

SI分離を効率的に進めていく上で、平面プランは設備ゾーンをコンパクトに集中させ、室内フリーゾーンを最大限に確保しています。
また立面プランは、一定の階高を確保することで床を二重床とし、設備集中ゾーンに天井を設けて、設備の配管・配線スペースに利用しています。
室内フリーゾーンにおける間取りは、すべて家具的なインフィル部分で構成され、自由に設置し移動させることによって、住む人のニーズに合わせたプランニングが可能となります。

インフィル分離による可変計画(ライフサイクル)の考え方

立体型SI住宅のビデオ及び提案シート

当協会では、「立体型SI住宅」のコンセプト、生産過程をわかりやすくまとめた資料を編集・発行し、販売しています。