CFT構造賞
2025年度 CFT構造賞
ヤマト本社ビル A棟・B棟
建築場所:東京都中央区銀座2-12-16,18
建築用途:事務所、飲食店舗、駐車場、荷捌駐車場
階 数:地上11階、地下1階、搭屋1階
建築面積:A棟: 797.67㎡ B棟: 769.17㎡
延床面積:A棟:9,670.18㎡ B棟:8,805.53㎡
軒 高:A棟: 48.985m B棟:48.780m
最高高さ:A棟: 59.800m B棟:59.650m
主体構造:ラーメン構造(付加制震)
地下 S造、RC造、SRC造
地上 柱:CFT造(充填コンクリートFc60)、S造
梁:S造
建 築 主:ヤマトホールディングス株式会社
設 計 者:日建設計・鹿島建設 設計共同体
施 工 者:鹿島建設株式会社 東京建築支店
選考理由:
(計画・意匠)
建物に関わる様々なモノや存在の「流れ」をデザインした新しいオフィス環境の創出を目指したチャレンジ的な計画である。基準階の執務フロアは中央のユニバーサルスペース、段床空間、A,B2棟間に一体感をもたらすテラス空間により、新しいワークプレイスを計画している。PCに木材を貼り付け、木質化を強調した景観も特徴的である。
(構造)
建物に関わる様々なモノや存在の「流れ」をデザインした新しいオフィス環境の創出を目指したチャレンジ的な計画である。基準階の執務フロアは中央のユニバーサルスペース、段床空間、A,B2棟間に一体感をもたらすテラス空間により、新しいワークプレイスを計画している。PCに木材を貼り付け、木質化を強調した景観も特徴的である。
(構造)
CFT造柱と梁S造の架構に、座屈拘束ブレースと鋼製ハニカムダンパを付加した制震構造を採用している。小径厚肉(550φ~650φ,60mm)鋼管CFT柱を採用している。
(耐火)
(耐火)
薄肉RW被覆CFT造耐火認定(ルートA)工法[角柱]と室内での現しの円形鋼管CFT柱に耐火塗料を採用している。
(施工・普及)
小径厚肉CFT造柱に圧入対応のため分岐管を設けて2本同時充填し、充填監視用カメラを使用して品質管理を行い、新充填方法の新たな可能性を創成した。
(環境)
(施工・普及)
小径厚肉CFT造柱に圧入対応のため分岐管を設けて2本同時充填し、充填監視用カメラを使用して品質管理を行い、新充填方法の新たな可能性を創成した。
(環境)
内外装の木質化、バルコニー緑化で環境に配慮している。