本文へ移動

CFT構造賞

2023年度 CFT構造賞

名古屋市国際展示場第1展示館


建築場所:愛知県名古屋市港区金城ふ頭3丁目2番地
建築用途:展示場
階 数:地上3階
建築面積:約 31,076㎡    延床面積:約40,717㎡
軒  高:26.47 m
主体構造:
地上 柱:CFT造(充填コンクリートFc45)、S造、木造
   梁:S造
所有者:名古屋市
設計者:久米・竹中設計共同体
施工者:株式会社竹中工務店
選考理由:
(意匠)名古屋港に近接する展示場の計画。波をイメージした流線型で躍動感のあるコンコース外観が大空間の箱型展示スペース
    に印象的な特徴を与えている。展示場の大空間はCFT柱を採用したトラス柱とトラス梁とで構成し、屋根を支えるトラス
    梁の上下動対応にオイルダンパーを設置することで、コストと安全性、そしてシンプルで機能的な空間デザインを
    バランスさせている。
(構造)96×210mの無柱空間の構造計画において、CFT柱の採用により高い軸剛性と断面縮小化を実現。大屋根重量の軽量化
    のため、トラス設計にコンピュテーショナルデザインを採用。また、大地震時における大スパントラスの上下動と水平
    動の連成対策に、方杖型にオイルダンパーを設置。
(耐火)15,000人の利用者を想定しており、全館の避難安全検証法により、防災計画・避難計画の安全性について防災性能
    評価を受け、大臣認定を取得。




TOPへ戻る