デザイン王国オランダの刺激的な集合住宅 ー東部港湾再開発地域その2ー

ボルネオ島

1996年~2000年の開発。ここの住宅は、再開発地域では珍しく住民が高さ制限や建材など一定のルールに従えば後は自由な建設が可能であった。

ボルネオ島

建物高さは9.2メートル以下で、1階の天井高は3.5メートル以上、玄関は道路側に作り運河側の窓は大きく作る。そのため様様な建築家が参加し個性的、独創的な建築が競い合ったが一定のルールが存在したため統一感がある街並みが形成されている。

アイ・タワーとホエール

アイ・タワーはノイトリング・リーダイク設計で1998年竣工。オランダでは珍しい高層建築で彫刻的な造形。ホエールはフリッツ・フェン・ドンヘン設計で2000年竣工。住戸とオフイスの複合建築で上部をゆるくへこませ斜めに差し込む太陽光を取り込む仕組みとなっており、見る場所によって形が変わって見え、あたかも鯨のようであるのでホエールと呼ばれている。

アナコンダ橋

アドリア-ン・ヘウゼ設計で2000年に竣工した。ボルネオ島とスポーレンブルグ島の間の運河を渡る「鉄橋」で、人と自転車のみの通行用であり全長93メートルの真っ赤で優美な曲線を持ち、へびのようにうねった橋である。

シロダム

アムステルダム北西のアイ湾に浮かぶ10階建ての建築。倉庫(シロ)のイメージも取り入れシロダムと命名されている。

シロダム

特筆すべきはその外観で、アイ湾の上にコンクリートの土台を作り、その上に全長300メートルのコンテナ船をイメージした直方体の箱を載せている。外壁はホワイト、オレンジ、グレー、イエロー、茶等カラフルで材質も木材、レンガ、アルミなど様様な建材が使用されている。

シロダム

設計はオランダを代表する若手建築家集団「MDRDV」である。尚、水中には船舶よけの堤防が築かれ船の衝突を防止する対策も練られている。