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CFT構造賞

2023年度 CFT構造賞

中外ライフサイエンスパーク横浜 W-08 居室棟
建築場所:神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地
建築用途:研究所
階 数:地上6階
建築面積:約3,514㎡    延床面積:約16,969㎡
軒  高:28.83m
主体構造:
地上     柱:CFT造(充填コンクリートFc42)、一部S造
     梁:S造、一部プレビーム梁
建築主:中外製薬株式会社
設計者:株式会社日本設計
施工者:鹿島建設株式会社
選考理由:
(意匠)16haの敷地に中層の分棟形式で構成された製薬会社の研究開発拠点。緑の中のキャンパスのような研究所として、
            中央部にコミュニケーションスペースの吹き抜けを配置し、ロングスパンでフレキシビリティの高い執務空間を
            両端コアで構成。高いBCP性能を実現するため、高性能免震構造、水平剛性を確保したCFT柱による純ラーメン
            構造。プレビーム梁により居住性に配慮し天井高さを確保した執務空間、柏尾川沿いの風景や木立をイメージした
    他の研究棟のPCカーテンウォールに調和する極めて細い方立材で構成された平滑なダブルスキンによるファサード等、
    シンプルな構成でありながら意匠、構造、設備の融合した計画として評価。
(構造)球面滑り支承を採用した高性能免震構造、水平剛性を確保した CFT柱による純ラーメン構造とし、ワンランク上の
    免震構造を実現した。CFT柱を受ける球面滑り支承取付け部のディテールも高評価に値する。
(耐火)CFT柱耐火構造の耐火被覆の大臣認定工法の採用により、CFT柱耐火被覆の厚さを低減。
(施工)複数棟のCFT柱の同時施工に対し、圧入口の向きを考慮した綿密な施工計画を評価。







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