本文へ移動

CFT構造賞

2024年度 CFT構造賞

渋谷サクラステージ SHIBUYAサイド SHIBUYAタワー、セントラルビル
建築場所:東京都渋谷区桜丘町1番1号~4号
建築用途:事務所、店舗、学校等
階  数:地上39階(SHIBUYAタワー)、地上17階(セントラルビル)、地下4階
建築面積:7,857.21㎡    延床面積:184,718.31㎡
軒  高:170.490m    最高高さ:179.940m
主体構造:
地下      SRC造、RC造
地上      柱:CFT造(充填コンクリートFc42~80)
            梁:鉄骨造
建 築 主:渋谷駅桜丘口地区市街地再開発組合
設 計 者:(株)日建設計、鹿島建設(株)一級建築士事務所
施 工 者:鹿島建設(株)
選考理由:
(意匠)再生特区による渋谷の再開発における都市基盤を完成に導くポイントとなる計画。複雑で不整形な敷地
            にもかかわらず、基準階面積の最大化を図りながら大規模な企業から小割が必要なテナントへの対応を
            考慮して実現した建築。
(構造)構造計画が難しい形状の建物を連結制震構造で実現。低層基壇部の上に地上39階で平面の大きな
           「SHIBUYAタワー」(A1棟)と地上17 階で平面の小さな「セントラルビル」(A2棟)の大小2棟の
            高層タワーが横に並んだ配置で、A1棟とA2棟は9階まで一体、A2棟の頂部位置でA1棟とA2棟を
            座屈拘束ブレースを用いて連結することにより、A2棟側の制震装置を最小化し、低層部のExp.Jを
            なくし構造的に一体化し、低層部での意匠、計画との一体性、経済性にも配慮。
(耐火)CFT柱の薄肉耐火被覆工法(大臣認定工法)を適用。
(施工)斜めCFT柱に充填監視用カメラの誘導PLを仕込む等のカメラワークの工夫により充填性を確認
            しながら充填工事を実施。
(環境)国土交通省の防災・省エネまちづくり緊急促進事業の補助金対象建物における劣化対策として、
            鉄骨躯体部分の防錆性能を高めて劣化対策等級3を適用。





TOPへ戻る