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CFT構造賞

2024年度 CFT構造賞

横浜コネクトスクエア
建築場所:神奈川県横浜市西区みなとみらい3丁目
建築用途:事務所、ホテル、店舗
階  数:地上28階、地下1階
建築面積:6,107㎡    延床面積:121,711㎡
軒  高:139.67m    最高高さ:145.82m
主体構造:制震装置付きラーメン構造
地下       S造、RC造、SRC造
地上       柱:CFT造(充填コンクリートFc60)
       梁:S造
建 築 主: 合同会社KRF48
設 計 者: 鹿島建設(株) 一級建築士事務所
施 工 者: 鹿島・フジタ・馬淵・大洋建設 共同企業体
選考理由:
(意匠)横浜みなとみらいに位置するオフィスとホテルの複合高層建築。用途に合わせてスパンを最適化するために
    センターコアにより軸を作り、セットバックしながらボリュームを巧みに分節。縦連窓のオフィスと横連窓の
    ホテルの組み合わせて景観にも配慮した計画。
(構造)合理的な構造計画によりスパンの違う複合用途ビルを実現。平面形状は、中低層部は中央部にコアを配置した
    センターコア形式で、その周囲に最大約20mの無柱のオフィスを実現。それに対し高層階の平面形状は中低層階
    より一回り小さく、東西方向でセットバックした形状。地上階は、CFT柱を採用したラーメン架構で、高性能
    オイルダンパ(HiDAX-e)、鋼製弾塑性ダンパ(ハニカムダンパ)と座屈拘束ブレースを中央コア部の両端部に
    バランス良く配置した制震構造。高層部のホテル用途階と中層部のオフィス用途階との間の2層にホテル階の陸立ち
    柱を受ける鉛直ブレースを配置し、トランスファー架構を形成することで、高層階の陸立ち柱を実現。
(耐火)CFT柱の薄肉耐火被覆工法(大臣認定工法)を適用。
(施工)地下の内部充填型SRC柱へのコンクリート圧入方法の工夫。






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